お金では買えない宝石

建築士という仕事柄、これまで色々な奥様に出会って参りました。

そんな中でもとても印象に残った奥様がいました。

ご主人も一般企業のサラリーマンでしたし、奥様も週に3日程パートに出かけるといった、お世辞でもセレブな生活をしている家庭ではないお宅の奥様。

だけど彼女は、どんなセレブの奥様でも買えない宝石を持っていたのです。

それはお金では買えないエレガントと言う名の宝石でした。

美人ではないけれどゆっくりとした話し方、凛とした姿勢、テーブルの片隅に横たわる読みかけの小説のセンスの良さ、品のある薄化粧、ブランド物ではないし素材もコットンなのに上品に見えるホームドレス、出してくれる紅茶の温度やタイミング、部屋を流れる音楽。

正にエレガントの塊の様な奥様だったのです。

彼女が今でも私のお手本であるという事は言うまでもありません。

お金があってもエレガントになれない理由

セレブ=エレガントと勘違いしている人も沢山いるかも知れません。

それは違います。

いくらお金があってもエレガントは日々の丁寧な生活によって培われるものですから、一夕一朝で手に入るものではないのです。

お金があるのに品がない人、あなたの身の回りにいませんか?

そう、エレガントはお金では買えないのです。

エレガントに生きるメソッド

1.上質な時間を過ごす。

たとえば好きな美術館のカフェに出かけたり、一人きりの家でバスソルトの入った湯船に浸かり読書をする。

お金をかけなくても自分を労れる時間の使い方を知ることは重要です。

2.小さなありがとうを忘れない。

レストランに出かけてレジで支払いをする時「美味しかったありがとう」、お手洗いの掃除をしているスタッフの方に「綺麗だったから気持ちよくつかわせてもらえました、良かったありがとう」、パーキングの守衛さんに「暑いですね、ご苦労様です。ありがとう」この一言が言える人は素敵です。

3.花と共存する。

ヨーロッパで生活しているとスーパーで花を買う人に良く出会います。

また、生活に花を取り入れることは視覚的にも嗅覚的にも人を豊かにします。

4.自慢しない・比べない・自分らしさを忘れない。

エレガントな女性に共通して言えることはシンプルな人付き合いをしているという事です。

会話の中でも浅く相槌を打つけれど決して人の悪口や悪口に同調することはしません。

そして自分の言う番が回ってきたら、自分の考えを相手に押し付けることなくきちんと話すことができるのです。

5.好きなものに囲まれて暮らす。

好きな音楽、好きな香り、好きな本、好きな家具、好きなお茶、好きなものに囲まれて暮らすという事は心を必然的に柔らかく、しなやかにします。

エレガントの定義

ヨーロッパの女性達は自分の尺度で物事を見て感じて日々の生活をエレガントに過ごしています。

周りに左右されることなくあなたらしく丁寧に時を刻む、それこそがエレガントな生き方だと言えるかも知れません。